学歴の書き方|履歴書と職務経歴書の違い、中退・在学中・留学・英文レジュメまで

CV Analyz チームが AI の支援を受けて執筆監修: Ahmad Sakka更新日: 約6分で読めます

履歴書の学歴欄をどこから書き始めるか、正式な書式、中途退学・卒業見込み・留学の書き方、職務経歴書と英文レジュメの違いを例文付きで解説します。

履歴書の学歴欄は、1行目の中央に「学歴」と書き、古い順に学校名、学部学科、入学と卒業を1行ずつ書きます。中途採用では高校入学から書くのが一般的で、新卒では中学校卒業から書く例も見られます。学校名は省略せず正式名称で書きましょう。ただし、書き方の正解は提出先の書式や指示が優先します。ここでは迷いやすい中途退学や在学中、留学、職務経歴書、英文レジュメとの違いを順番に説明します。

そのまま使える記入例

次の例は架空のものです。ご自身の情報に置き換えてください。

  • 2017年4月 東京都立〇〇高等学校 普通科 入学
  • 2020年3月 東京都立〇〇高等学校 普通科 卒業
  • 2020年4月 〇〇大学 経済学部 経済学科 入学
  • 2024年3月 〇〇大学 経済学部 経済学科 卒業

「高校」ではなく「高等学校」と書き、学部と学科も省略しません。名称が長く1行に収まらないときは、次の行に続けて1文字下げます。年号は西暦か和暦のどちらかに揃え、和暦なら「R」「H」と略さず「令和」「平成」と書きます。職歴を書き終えたら、最終行に右寄せで「以上」と添えます。職歴がなければ、職歴欄に「なし」と書いて「以上」で締めます。

中途退学、休学、転学をどう書くか

日本の履歴書でいちばん悩まれるのがここです。結論として「中退」と略さず「中途退学」と書き、卒業したように見せてはいけません。事実と異なる学歴は、後で経歴詐称と判断されるおそれがあります。

  • 中途退学:2021年9月 〇〇大学 工学部 機械工学科 中途退学。理由は必須ではなく、書くとしても「家庭の事情により」など簡潔にします。
  • 休学:期間と簡単な理由を添えます。例:2021年4月〜2022年3月 留学のため休学。
  • 編入・転入:入学校の記載に続けて、編入学または転入学と書きます。
  • 留年:一般に、別の行として書く必要はありません。年数が合わないことを面接で聞かれたら、簡潔に答えられるようにしておきます。
  • 予備校:通常は学歴に含めません。

面接では短く説明できるよう準備しましょう。例えば「経済的な事情で退学し、その後は現職の分野で経験を積んできました」のように、事実と今につながる話を組み合わせると伝わりやすくなります。

在学中と卒業見込み

在学中は最後の行に見込みを示します。例:2027年3月 〇〇大学 文学部 英文学科 卒業見込み。大学院なら「修了見込み」です。まだ卒業していないのに「卒業」と書くのは誤りです。社会人として通信制大学や夜間課程に在学している場合も、在学中である事実を書いておくと、学ぶ姿勢が自然に伝わります。

留学と海外の学校

学位取得を目的とする留学は学歴欄に書きます。交換留学は「〇〇大学 在学中に〇〇大学(米国)へ交換留学」のように書く例があります。語学研修や短期留学は、学歴欄ではなく自己PRで触れる方法が一般的です。

海外の学校は、正式名称に国名を添え、取得した学位を書きます。日本の学位に相当すると自分で書き換えると誤解のもとです。提出先から証明書を求められる場合もあるので、確認しておきましょう。資格や国家試験が絡む職種では、受験資格の扱いが別に定められていることがあります。担当機関の案内を確認してください。

職務経歴書に学歴は必要か

職務経歴書には決まった様式がなく、履歴書に学歴があれば省略してもかまいません。書く場合は最終学歴だけで十分なことが多いでしょう。紙面は実績に使ったほうが役立ちます。ただし、第二新卒や未経験職種への応募では、学んだ内容自体が強みになることがあります。そのときは、研究テーマや関連する授業を短く添えましょう。職歴が少ない方は経験なしのCVの書き方も参考にしてください。

直す前と直した後

架空の例です。第二新卒の方がデータ分析職に応募する場面を想定します。

修正前:〇〇大学中退後、専門学校に行きました。真面目に勉強し、成績もよかったです。
修正後:2021年3月 〇〇大学 理学部 数学科 中途退学/2021年4月 〇〇専門学校 情報処理科 入学/2023年3月 〇〇専門学校 情報処理科 卒業。職務経歴書には、卒業制作として販売データの集計ツールを作成したことを記載。

修正後は経緯が時系列で読み取れ、確かめられない自己評価もなくなりました。学んだ内容は職務経歴書に移したので、履歴書の欄はすっきりします。

英文レジュメのEducationは別の考え方

  • 履歴書と異なり、新しい順に書きます。
  • 通常は大学から書き、大卒なら高校は不要です。
  • 例:Bachelor of Economics, 〇〇 University, Tokyo, Japan, March 2024。
  • 外資系の新卒採用や学生のインターンでは、学歴を上部に置くことがあります。学生のインターン向けCVが参考になります。経験者は職歴の後に置くのが一般的です。
  • GPA は任意です。書くならスケールも添えます(例:3.6/4.0)。日本の大学の成績は換算方法が大学によって異なるため、自己流で換算せず、大学の証明書で確認できる数値にしましょう。

資格や講座は分けて書く

学校教育と短期講座を同じ欄に混ぜると、どちらも読み取りにくくなります。履歴書には免許・資格欄があるので、そちらに正式名称で書き、英文レジュメでは独立した項目にします。詳しくは資格の書き方をご覧ください。

よくある間違い

  • 「〇〇高校」「〇〇大」のように略す。
  • 和暦と西暦を混ぜる。特に入学年と卒業年の計算違いに注意します。
  • 学部だけ書いて学科を省く。
  • 中途退学を省いて空白期間を作り、面接で説明に困る。
  • 大学院を「卒業」と書く。修士課程や博士課程は「修了」です。
  • インターネット上の履歴書例を確認せずに書き写し、提出先の指定と異なる書式にする。

CV Analyzでの扱い

CV Analyzのスコアでは、学歴は100点のうち15点を占めます。経験(28点)、スキル(18点)、実績(17点)より少ない配分です。つまり重要ではあるものの、職歴がある方の場合、学歴だけで応募書類の印象が決まるわけではありません。改善機能は入力された学校名や日付だけを使い、新しい学位を追加することはありません。卒業証明書などで情報を確かめてから始めてください。

まとめると、提出書類に合わせて順序と書式を選び、正式名称と事実を1行ずつ書くことが基本です。研究内容やGPA、留学の詳細は、応募先の関心に応える場合にだけ添えましょう。書き終えたら、年号と入学・卒業の時期が途切れずにつながっているかを見直すと安心です。

CV Analyz で職務経歴書を改善しましょう。業務内容を明確な成果に整え、希望の職種と国に合わせます。使うのはあなたが入力した情報だけです。

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よくある質問

履歴書の学歴はどこから書きますか?

中途採用では高校入学から書くのが一般的で、新卒では中学校卒業から書く例もあります。指定があれば指定に従います。

中退はどう書けばいいですか?

「中退」と略さず「中途退学」と書きます。理由は必須ではなく、面接で簡潔に説明できるようにしておきましょう。

卒業見込みはどう書きますか?

在学中であれば、最終行に卒業予定の年月と学校名、学部学科を書いて「卒業見込み」と添えます。

英文レジュメに高校は書きますか?

大学を卒業していれば通常は書きません。新しい順に大学から書きます。

次のステップ

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