英文履歴書(英文レジュメ)の書き方:直訳を避けるコツと使える英語表現
外資系企業や海外就職に応募するなら必須の英文履歴書。日本語の職務経歴書を直訳しないためのポイント、よくある間違い、使える動詞と表現、日本の履歴書から削るべき項目を解説します。
英文履歴書でつまずく原因は、文法よりも「直訳」にあります。前置詞の小さな誤りは許されても、日本語の書類をそのまま訳したような文書は評価されません。長い文、成果ではなく業務の羅列、海外では通じない役職名、そして英語圏では書くべきでない個人情報。この記事では、言葉と書式の両面から対策を解説します。
翻訳ではなく、書き直す
日本の履歴書を1行ずつ訳すと、日本独自の形式がそのまま残ります。英文レジュメは別のルールで書かれます。短い箇条書き、動詞で始まる文、数字による成果、そして連絡先以外の個人情報は書かないこと。元の書類ではなく、応募先の国の基準から考えましょう。
よくある間違い
- 役職名の直訳:課長・係長・主任は会社によって意味が違います。Manager、Supervisor、Team Leadなど、実際の役割で訳しましょう。
- Responsible for…:最も使い古された表現です。実際に達成した成果に置き換えましょう。
- 受け身の文:was done、was managedではなく、Managed、Deliveredのように主語を省いた能動態で書きます。
- 和製英語:サラリーマン、OL、スキルアップなどは英語として通じません。
- 学歴の書き方:学部卒はBachelor’s degree、修士はMaster’s degree。入学年と卒業年ではなく、卒業年のみが一般的です。
- 謙遜しすぎる表現:英文レジュメでは成果を具体的な数字ではっきり示すのが普通です。
使える動詞
- Led, Managed, Coordinated:チームやプロジェクトの責任者として。
- Increased, Reduced, Improved, Saved:数字で示せる成果に。
- Built, Launched, Designed, Implemented:自分が作り上げたものに。
- Negotiated, Trained, Resolved, Analysed:スキルを示す行動に。
悪い例:Responsible for the complaints department. 良い例:Reduced average complaint resolution time from 5 days to 2 by introducing a ticketing system.
日本の履歴書から削る項目
- 写真、生年月日、年齢、性別、家族構成、通勤時間。
- 本人希望記入欄や志望動機の定型文。
- 趣味・特技のうち、仕事と関係のないもの。
- 和暦:年はすべて西暦で書きます。
名前とスペル
名前はパスポートと同じローマ字表記で、英語圏では名・姓の順(Taro Yamada)が一般的です。姓を大文字にしてYAMADAとすると誤解を防げます。イギリス・オーストラリア向けはイギリス式(organise)、アメリカ向けはアメリカ式(organize)のスペルで統一しましょう。英語力はTOEIC、IELTS、TOEFLのスコアやCEFRで正直に記載します。
日本語の職務経歴書をCV Analyzにアップロードし、出力言語に英語、応募先の国を選択すると、AIがその国の慣習に沿って書き直し、翻訳します。
今すぐ履歴書を改善よくある質問
日本語の職務経歴書をそのまま英訳してもいいですか?
おすすめしません。応募先の国に合わせて書き直しましょう。冒頭に要約、動詞で始まる箇条書き、数字で示す成果、通じる役職名を使い、個人情報は削除します。
英文レジュメの名前は姓と名どちらが先ですか?
英語圏では名・姓の順が一般的です。パスポートと同じローマ字表記で、姓を大文字にすると誤解を防げます。
英文レジュメは何枚が適切ですか?
経験が浅い場合は1枚、経験が豊富な場合は2枚が目安です。研究職向けの学術CVは枚数制限がありません。