UX/UIデザイナーの職務経歴書の書き方|ポートフォリオ・ケーススタディ・ATS対応レイアウト

2026年10月29日約5分で読めます

UXデザイナー・プロダクトデザイナーの職務経歴書:職務経歴書とポートフォリオの役割分担、職務要約の例文、プロダクト指標で示す実績、リサーチとデザインのスキル、ツール、デザイナーのためのATS対応書式、キーワード、日本と海外での違いを解説します。

UXデザイナーの職務経歴書の仕事は一つです。採用担当者にポートフォリオを開かせ、採用責任者にその成果を信じさせること。ポートフォリオは仕事を見せ、職務経歴書はそれが指標を動かしたことを証明します。だから職務経歴書は簡素で、機械が読め、数字に満ちているべきで、書類そのものをデザインの見本にしたい誘惑に抗わねばなりません。デザイナーはATSの読み取り問題で面接を失うことが、どの職種より多いのです。

UXデザイナーの職務経歴書の構成

  1. 基本情報:氏名、居住地、電話、メール、ポートフォリオURL(短く、パスワードなし、またはパスワードはメール本文に)、LinkedIn、最新ならBehanceやDribbble。
  2. 職務要約:プロダクトの種類(B2B SaaS、コンシューマーアプリ、EC、フィンテック)、年数、主導する手法、希望職務を3行で。
  3. 職務経歴:新しい順に、各職務でプロダクト、チーム、担当範囲、成果の箇条書き3〜5点。
  4. 主なケーススタディ:指標つきの一行要約を2〜3件、ポートフォリオへリンク。
  5. スキル:リサーチ、デザイン、プロトタイピング、ツール、フロントエンドの基礎、アクセシビリティ。
  6. 学歴・講座:学位、UX関連の認定、アクセシビリティ研修(JIS X 8341-3、WCAG)。

職務要約の例文

B2B SaaSとフィンテックで6年のプロダクトデザイナー。月間4万ユーザーが使うオンボーディングフローのデザインをエンドツーエンドで主導。リデザインによりアクティベーション率を31%から47%に向上させ、設定に関するサポート問い合わせを35%削減。リサーチ(インタビュー、ユーザビリティテスト、アンケート)を自ら実施し、デザインシステムを用いてFigmaで納品し、エンジニアとアクセシビリティに取り組む。シニアプロダクトデザイナーを希望。

プロダクト指標で示す実績

  • 月間4万MAUのプロダクトでオンボーディングをリデザインし、アクティベーション率を31%から47%に、初回価値到達までの時間を3日から40分に短縮。
  • ユーザーインタビュー24件とユーザビリティテスト6回でチェックアウトを再構築。コンバージョンが12%向上し、カート離脱率が9ポイント低下。
  • 80コンポーネントとトークンによるデザインシステムを構築し、3つのプロダクトチームでデザインから開発への受け渡し時間を40%短縮。
  • アプリをWCAG 2.2 AAに準拠させ、監査で検出されたアクセシビリティ上の不備を60件から4件に削減。
  • ジュニアデザイナー2名をメンタリングし、週次のデザインクリティークを導入して終盤のデザイン変更を3分の1削減。

記載すべきスキル

  • リサーチ:ユーザーインタビュー、ユーザビリティテスト(モデレート・非モデレート)、アンケート、カードソーティング、ジャーニーマップ、アナリティクス分析、A/Bテスト設計。
  • デザイン:情報設計、ワイヤーフレーム、インタラクションデザイン、ビジュアルデザイン、プロトタイピング、デザインシステム、モーションの基礎、UIライティング(日本語・英語)。
  • ツール:Figma(コンポーネント、バリアブル、オートレイアウト)、FigJam、Sketch、Adobe XD、Protopie、Maze、UserTesting、Hotjar、MixpanelまたはAmplitude、Jira、Notion。
  • 技術:HTML/CSSの基礎、アクセシビリティ(WCAG 2.2、JIS X 8341-3)、レスポンシブとネイティブのパターン(iOS HIG、Material)、トークンによる受け渡し、アジャイルチームでの協働。

書類を機械が読める状態に保つ

  • 1段組み、実際のテキスト、標準的な見出し。創造性はポートフォリオで。
  • 画像内のテキスト、見出し代わりのアイコン、スキルバーは使わない(バーは数字ではない)。
  • Figmaからの画像書き出しではなく、文書作成ツールからPDFを出力し、コピー&ペーストで確認する。
  • ポートフォリオのリンクは1行目とメール本文に。スマホで開けることを確認する。

ATSキーワード

UXデザイナー、プロダクトデザイナー、UIデザイナー、ユーザーリサーチ、ユーザビリティテスト、ワイヤーフレーム、プロトタイピング、Figma、デザインシステム、インタラクションデザイン、情報設計、アクセシビリティ、WCAG、ユーザー中心設計、A/Bテスト、モバイルアプリ、SaaS、アジャイル、職能横断。求人票の職種名(UX/プロダクト/UI/UX)に合わせます。

日本特有の注意点

日本ではポートフォリオと正式な職務経歴書の両方が求められ、事業会社ではKPIへの貢献、制作会社では担当案件の幅が重視されます。アクセシビリティ(JIS X 8341-3、デジタル庁のガイドライン)の経験は官公庁・金融向けで差別化要素になります。外資系や海外向けには英語でのUIライティングやリサーチの経験、英語レベルを明記します。

ポートフォリオがプロダクトです。職務経歴書はリリースノート。何を、誰に届け、指標がどう動いたか。

解析エンジンに見えているものを確認する

CV AnalyzはATSと同じように書類を読み、テキストやリンクが失われるレイアウトを指摘し、プロダクトの成果を軸に、実際の仕事だけで書き直します。

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よくある質問

UXデザイナーの職務経歴書に何を書くべきですか?

1行目のポートフォリオリンク、プロダクトの種類と手法を示す職務要約、指標つきの成果3〜5点を含む職務経歴、一行のケーススタディ2〜3件、分類したスキルとツール、アクセシビリティの経験です。

UXデザイナーの職務経歴書はデザインすべきですか?

簡素で機械が読める形にします。1段組み、実際のテキスト、標準的な見出し。デザインはポートフォリオで見せ、職務経歴書はATSを通過させます。

指標がない場合、成果はどう示しますか?

リサーチの成果(実施したインタビュー数、発見・修正したユーザビリティ問題)、納品範囲(画面数、コンポーネント数、プラットフォーム)、関係者からの定性的評価を書き、プロダクトマネージャーにリリース後の数字を確認します。

次のステップ

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