職務要約・志望動機・本人希望欄の違いは?英文レジュメのObjectiveの書き方と例文

CV Analyz チームが AI の支援を受けて執筆監修: Ahmad Sakka更新日: 約6分で読めます

日本の応募書類に英語のObjective欄はありません。希望職種の書き場所と職務要約・志望動機・本人希望記入欄の役割、英文レジュメの例文を、未経験の転職やブランク別に解説します。

日本の履歴書や職務経歴書には、英語のObjectiveにあたる決まった欄はありません。希望する職種と理由は、書類の役割に分けて書きます。経験の概要は職務経歴書の職務要約に、応募の理由は志望動機に、複数の募集がある場合の希望職種や譲れない条件は履歴書の本人希望記入欄に書きます。英文レジュメで未経験の分野に応募するときや、新卒、ブランク後の復帰なら、1〜2文のObjectiveが役立つことがあります。まずは四つの欄の違いを押さえましょう。

四つの役割を整理する

  • 職務要約:職務経歴書の冒頭で、これまでの経験と強みを3〜5行程度で伝えます。詳しくは職務要約の書き方をご覧ください。
  • 志望動機:なぜその会社のその仕事に応募するのかを伝えます。経験とのつながりを示すと説得力が増します。
  • 本人希望記入欄:応募職種や、勤務地、勤務時間など本当に譲れない事情を書きます。特になければ「貴社の規定に従います」と書くのが一般的とされます。
  • Objective:主に英文レジュメで使われ、志望職種とその根拠を1〜2文で示します。

英語圏の解説をそのまま訳すと、日本の書類に「キャリア目標」の段落を足したくなるかもしれません。しかし、提出先が日本企業の標準的な様式なら、新しい欄を作るより、すでにある欄を使う方が読み手にとって自然です。

本人希望記入欄で気をつけること

多くの解説は、空欄や「特になし」を避けるよう勧めています。これは慣習で、法律で決められたものではありません。また、ここに細かい条件を書くと、譲れない条件として受け取られるおそれがあります。本当に必要な事情に絞り、細かい確認は面接に回しましょう。複数の職種を募集している場合は、募集要項の表記に合わせて「営業職を希望いたします」のように書きます。パートやアルバイトなら、勤務できる曜日、時間帯、勤務開始日を具体的に書くと役に立ちます。

Objectiveが必要かを判断する

英文レジュメでも、Objectiveが必須というわけではありません。英語の解説サイトには、経験年数や語数の明確な線引きや面接率の数字が載っていることがありますが、出典を確認できるものは見つかりませんでした。次の三つの問いで判断してください。

  1. 直近の職種は応募職種と同じですか。同じなら、Objectiveよりも短いSummaryが向いています。
  2. 読み手が「なぜこの人が応募してきたのか」と疑問に思いそうですか。そうであれば1文で答えましょう。
  3. インターン、プロジェクト、資格、前職での具体的な業務など、裏付けがありますか。なければ単なる希望になってしまいます。

基本の形

[現在の立場] + [確認できる事実を一つ] + [求人票と同じ職種名]

日本語でも英語でも、この順番で十分です。「成長できる環境」「コミュニケーション能力」など、誰にでも当てはまる言葉は削ります。数字を使うなら正確なものだけにし、面接で説明できるようにしておきましょう。

直す前と直した後

架空の例です。店長経験者が採用担当職に応募します。

修正前:コミュニケーション能力を活かし、成長できる環境で貴社に貢献したいと考えています。
修正後:店長として3年間、アルバイトの面接と採用を担当してまいりました。この経験を活かし、採用担当職を志望いたします。

修正後は前職と応募職種のつながりが見え、面接官が質問しやすくなります。これは職務要約の末尾や志望動機の冒頭に置ける文です。

例文

以下はすべて架空の例です。ご自身の事実に置き換え、ご自分のものでない数字は使わないでください。

英文レジュメのObjective

  • Accounting graduate with a three-month accounts payable internship, applying for the Junior Accountant role.
  • Computer science graduate with two deployed web projects, applying for a Junior Frontend Developer position.
  • Third-year economics student with Excel modelling coursework, seeking a summer internship in financial analysis.

学生の方は学生のインターン向けCVも、職務経験が少ない方は経験なしのCVの書き方も参考にしてください。

未経験職種に転職する場合の職務要約の結び

  • 教員として8年間授業設計に携わり、eラーニングの講座も担当しました。今後は教材設計職として経験を活かしたいと考えています。
  • 機械設計エンジニアとして、Pythonで保守報告の集計を自動化しました。データアナリスト職を志望しております。

ブランクからの復帰

  • プロジェクト調整業務を5年経験し、離職期間中にスクラムの研修を修了しました。PMOのパート職を希望いたします。
  • 法人営業の経験を活かし、営業職での復職を希望いたします。

ブランクの理由を書類に詳しく書く必要はありません。問われたときのために、簡潔で正直な一文を用意しておきましょう。

本人希望記入欄

  • 貴社の規定に従います。
  • 営業職を希望いたします。
  • 家族の介護のため、大阪府内の勤務を希望いたします。
  • 平日9時から15時まで勤務可能です。勤務開始は4月1日以降を希望いたします。

よくある間違い

  • 職務要約と志望動機に同じ文を書く。
  • 応募先ごとに書き換えず、別の会社名を残したまま提出する。
  • 本人希望記入欄に給与などの細かい要望を並べる。
  • 英語の例文を訳し、日本語として不自然なまま使う。
  • 資格やスキルを、書類の他の箇所で裏付けずに強調する。

CV Analyzでできること

CV作成時に、CV Analyzは応募先の仕事に向けた短い導入文を書きます。入力された事実だけを使い、経験や数字を作り足すことはありません。Objective専用の選択肢はなく、この導入文がその役割を担います。インターン、プロジェクト、研修を具体的に入力するほど、導入文は役立つものになります。必要に応じて、後から短く編集できます。

まとめると、日本の様式では既存の欄を役割どおりに使い、英文レジュメではObjectiveが方向性を説明でき、事実で裏付けられるときにだけ入れます。すでに書類全体で伝わっているなら省いて、その分を実績に使いましょう。提出前には職種名と会社名をもう一度確かめてください。

CV Analyz で CV を作成しましょう。古いファイルは不要で、簡単な質問に答えるだけで、入力した事実をもとに応募先と対象国に合った明確な CV ができます。

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よくある質問

職務経歴書にObjectiveは必要ですか?

日本の職務経歴書では一般に職務要約を使います。Objectiveは主に英文レジュメで必要に応じて使います。

職務要約は何行が目安ですか?

3〜5行程度とする解説が多く見られますが、明確な決まりはありません。読みやすい長さに収めましょう。

本人希望記入欄は空欄でもいいですか?

禁止されてはいませんが、「貴社の規定に従います」と書くよう勧める解説が多く、空欄は書き忘れと見られるおそれがあります。

志望動機はどこに書きますか?

履歴書の志望動機欄に書きます。欄がない様式なら、職務経歴書の末尾や添え状に書く方法があります。

次のステップ

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